企業情報 TEST 2024-2 - 東洋産業株式会社

企業の目的は、社会貢献と
社員の所得向上・生活を豊かに

　当社は1971年（昭和46年）9月6日、自動車部品を販売する会社として初代社長鈴木勝夫氏が設立、1972年9月6日以後、今日に至るまで私亀山祥之が社長を勤めて参りました。

　会社経営の在り方は、社長の人生観が必然的に反映されるものと思われます。私の企業経営の目的は社員の所得向上・幸せを図り、合わせて社会に貢献し企業が継続して繁栄されることにあります。理想の言葉だけでは、有言不実行に終わってしまいます。

　私はこの理想を実現するために、内なる精神的なものをいつでも形で見える様に、「鶴」と「亀」に求めました。「鶴」と「亀」は古来より吉祥・幸運をもたらす化身の動物として人々に親しまれて来ました。

　「鶴」の遥か彼方に飛翔する華麗な姿は『人々の願望や志』『美しき理想の姿』を心に育ませます。しかし現実は厳しく必ずしも思い通りになりません。その現実を克服する姿を「亀」に求めました。日照りにも嵐にも様々な障害にめげず、ひたすらに目標に向かってコツコツと刻苦勉励される「亀」の鈍行の行態は『現実の人生の生き方』『企業経営の在り方』そのものと理解しました。

　社員の所得向上・幸せの理念実現も、企業が継続して繁栄することにあります。さらに社員の所得向上・幸せは、ひとえにお客様のお陰にあります。私たちは常に礼節と感謝の心を持って、お客様に貢献することに企業の社会的存在の意義を認識し、たゆまぬ努力を続ける所存にあります。

　今後も東洋産業は、礼節・信義と謙虚を持ってお客様に貢献する社風造りと、事業の創造・発展に挑戦し続けて参りたく存知ます。

　設立以来、今日まで当社が順調に発展できましたことは、ひとえにお客様のお変わりないご厚情、ご愛顧の賜です。ここに伏して心から厚く感謝申し上げます。お客様の悠久の繁栄とご健祥をお祈りしつつ、今後ともご指導、ご鞭撻の程、重ね重ねお願い申し上げます。

感謝

『鶴と亀』

　「鶴」は人間より高い所から遥か彼方まで見渡し、将来を予測する様々な情報をキャッチし、危機を未然に避けて災いを取り除き幸運を呼び寄せる吉兆の鳥とされています。

　「鶴」の吉兆情報をたゆまぬ努力で繁栄と幸せの実現化をめざし、「亀」の鈍行は目標達成するまでひたすらに艱難辛苦に耐えて、昼夜を問わず確実に歩み続ける人生の象徴と理解されます。

　東洋産業に出入りされる方々の幸せと繁栄を祈念して、本社ビル、各支店の玄関両柱の礎石には日展参与日本画家故石川響画伯作の原画をもとにした「鶴」と「亀」の石盤を設置しております。

経営の理想は、繁栄の継続

　繁栄の継続は「社員の幸せ」と「お客様の繁栄」と「社会のための貢献」を継続することにあります。東洋産業は、この様な考えを実現するために経営理念を次の様に掲げました。

感謝の心

国家・社会のために貢献する事業を創造します。
国家・社会のために貢献する人格を形成します。
社員の所得向上・生活を豊かに、幸せの実現。

　感謝の心。私たちは両親のお陰でこの世に生を受けた以来、市井の皆様のお陰様なくして、衣食住の何一つ自分で賄うことができません。毎日、人様に生かされていることを知り、人様に感謝し尽力させていただくことが感謝の心と理解しています。

　社会のために貢献する事業の創造と人格形成の理想・志は、「亀」の様に鈍行でもいい、誠実に確実に礼節をもってお客様のニーズにお応えして参りますことが、企業の基盤であり、「信用信頼」を得られることであります。「信用信頼」を頂くためには社員が社長と一つの心になってもらうことです。そのために社員の礼節、信義と謙虚、及び商品知識修得の研修に力を入れ、多くの時間を割いて参りました。また企業活動の実際では、様々な仕事に挑戦するのは社員です。社員が所得向上のもとに、幸せにならなければなりません。

　当社の事業計画は、お客様も社員も幸せになって頂くために別名『幸せ計画』と名づけています。社員の所得向上は自由闊達な職場で自主的に目標に向かって挑戦し、成果にあっては社員が最優先で得られるシステムが出来ていることです。

　当社は常に、社会貢献する企業理念を実現するため、様々な事業に挑戦邁進しているところであります。